2014年6月13日金曜日

ゆっくり、ゆっくり

 何年も逃げてばかりいた。何度願ったことだろう。このままでいられたら。(ブライアン・ウィルソン「レイ・ダウン・バーデン」)

 いかがお過ごしでしょうか。今年も、雨の季節がやってきました。今年は、何やら、本格的な雨の季節になっています。雨、雨、雨、雨、雨、雨… で。今夜は、久しぶりに晴れた空がひろがって、静かです。月がきれい。今日の昼ごろ、満月になるとか。

 昨日で、光海が生まれて、3ヶ月がたちました。まだ、3ヶ月しかいないのか、と思うと不思議な気がします。もうすっかり、道草の家の子です。彼がいなくては、成り立ちません。よく泣き、よく笑い。


 ぼくは毎日、母子が寝て、深夜くらいから仕事をする日がつづいています。朝にやってもよさそうなものですけど、朝に弱いもので…

 『アフリカ』は、どんどん遅れています。5月号と言っていたのが、6月号になり、さらに7月号まで延びそうな雲行きです。ほんとうに、こういう時期で、しかも「日常を旅する雑誌」になっちゃいましたから、やむをえず。定期購読者の皆様はじめ(ぜんぜん「定期」じゃない!)、お待たせしております。こんなに空くのは久しぶりですね。
 しかも、なんとなくですが、今度の号から、『アフリカ』は、また新たな段階へ突入するような気がしています。
 編集者のなかでは、こうなっています。事実上の(?)創刊号だった2006年8月号から、2009年4月増刊号までが第一期(この後、書き手の大きな入れ替わりがあった)。第7号(2009年7月号)から第13号(2011年12月号)までが第二期(その間に大阪から府中への大移動もありましたが)。「道草の家」へ移ってからの第14号(2012年5月号)から第22号(2014年1月号)までが第三期、…ということになる予感がしてます。
 では、第四期は、どうなる? まだぼくもよくわかっていませんが、『アフリカ』ファンの皆様はたのしみにしていてください。


 いつもあたたかく見守っていてくださっているご近所さんから、紫陽花をいただきました。道草の家のまわりでは、紫陽花が咲き誇ってます。道端にもたくさん!


 紫陽花の葉と一緒に、マイマイ(カタツムリ)の子がついてきていました。必死で逃げようとしている(?)ところ。


 機嫌のよいときには、なにやらよく喋っています。さすが、道草の家の夫婦の子です。でも、まぁ、ゆっくり成長してネ。


 新企画もいろいろあるんですけど、まだ書けないことだらけで。急ぐ仕事と、急がない仕事があり、でも、どちらも、気持ち的にはゆっくり、ゆっくり育てていきたいと思っています。