2013年12月6日金曜日

いろいろさまざまなこと

 もっとも深いオリジナリティは世界に開いた透明な自我から産まれる。オリジナリティは、自我から踏み出すことで得られるといえるだろう。(ジェーン・ハースフィールド)

 12月に入り、夫婦で、昨年につづいて2度目の箱根へ行ってきました。今年の紅葉は、少し遅れているようでしたが。


 それでも、朝になり、窓をあけると、コレ。美味しいものを食べ、温泉に入って、ただ、のんびりした2日間でした。今年も、おつかれさまでした、と。このあと、今月はもう(ほとんど)休みなく走り終えるつもりなので。


 宮の下の「NARAYA CAFE」ギャラリーからの眺め。足湯(無料)にはいりながら飲食ができるカフェ。箱根の他の観光地にはない類の、いい「気」が集まっていました。週末は混むそうですが… 宮の下では、イタリアンの店にも行きました。あと、富士屋ホテルの庭園にある温室とか。


 今年も、いろいろなことがありました。日常から離れて、2日間、ゆったり過ごしながら、いろいろさまざまなことを、思い出しました。まだ、残り25日ほどありますが。


 帰宅したら、青山純さんの訃報がニュースで流れていて、ビックリしました。目を疑った。まだ、50代のはずです(享年56とのこと)。小川真一さんがさっそく「追悼・名ドラマー、青山純の名演16選+2」として紹介してくれている記事(音つき)が見つかったので、リンクしておこう。いわゆる、スタジオ・ミュージシャン。80年代から00年代前半まで、山下達郎のライブ、レコーディングの大半に参加していたドラマー。1999年の1月、名古屋で、はじめて山下達郎のコンサートを観たときに、その重量感満点のサウンドと、独特のビートに、ショックを受けたといっていいくらい感動しました(「メリー・ゴー・ラウンド」では、ドラム&ベースの掛け合いによる「ソロ」もありましたね)。達郎さんのコンサートに参加した青純さんを観たのは、そのあと、2002年3月の広島が最後でしたが、なぜか一番印象的に思い出すのが、その直後、2002年5月に、たしか梅田(大阪)のライブハウス・バナナホールで行われたNelson Super Projectのライブを観に行ったとき、オープニング「Work To Do」のアタマで、青純さんがリズムをとりだした瞬間の音です。達郎さんのツアー「RCA/AIR YEARS SPECIAL」が千秋楽を迎えた翌日だったかで、まるで「打ち上げ」のような雰囲気でした。曲間には全員、よく喋ってもいて、青純さんも愉快そうにマイクをとって、離そうとしませんでした。あの夜を、急に思い出しました。
 最初のニュースからは、「急死」という様子を感じましたが、どうやらずっと体調を悪くしていたそう。どうぞ、安らかに。


 今週は、もうひとつ。ずっと欲しかった本を手に入れました。府中に住んでいたころ、図書館で何度も何度も借りて、読んでいました。横浜の図書館にはなくて、読めず、残念でしたが、ようやく古本で安く手に入れることができて。嬉しい。大事にします。さっそく、昨夜、アトリエに持って行って、学生たちと読んでいました。

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